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中国江西で幼稚園バス事故 11人死亡

2012年12月27日
【新唐人2012年12月28日付ニュース】12月24日、中国江西省で幼稚園の送迎用ワゴン車が池に転落し、4歳から6歳までの園児11人が死亡し、4人が負傷。スクールバスによる事故頻発は、中国の社会問題にもなっています。
 
江西省貴渓市濱江郷で24日午前9時ごろ、幼稚園の送迎用ワゴン車が道路わきに止まっていた農用車を避けようとして、深さ3~4メートルのため池に転落。事故当時、7人乗りのワゴン車には4歳から6歳までの園児15人と教諭と運転手、計17人が乗っていたそうです。
 
園児15人のうち、3人は現場で死亡が確認され、8人は搬送先の病院で死亡。また、4人は病院で治療を受けています。
 
25日、園児の家族が取った現場の映像がネットに公開され、広く伝わっています。
 
事故発生後、現場に駆けつけた村民らが110番通報し、同時に村の人たちにも知らせました。
 
園児の家族
「全員わが村の子供たちです。『速く来て、水が深いから、速く来て、車に子供がいっぱい乗っている』とずっと電話をかけました」
 
(遺体は警察が引き上げたのですか)
 
「いいえ、違います。村の男性たちが引き上げました。ガラスを打ち破り、救い出しました」
 
しかし、現場に到着した大勢の警察は、岸辺に立って傍観または写真を撮っていただけで、池に入って園児を引き上げたのは、いずれも村の男性たちでした。
 
村民
「当時人々は警察に救助を求め、更にはある女性が警察を池に押し入れました。警察はすぐ岸に上がり、救助しようとしませんでした。助かるタイミングを逃しました」
 
この映像は強烈な反響を呼び、ネットユーザーらは警察の無責任さを叱責。“中国共産党警察の職責は強制立ち退きの際に住民を追い払うことと、指導者の視察の際の秩序の維持、陳情者を捕まえることだけか”と非難を浴びせられています。
 
近年、中国ではスクールバスの安全問題が親たちの頭痛の種となっています。12月14日、山東省でもやはり幼稚園バスが事故を起こし、園児7人が死傷したばかりでした。
 
近年頻繁するスクールバスの事故を振り返って見ると、ほとんどが定員オーバーによるものです。定員を何倍も上回る人数を載せるのは普遍的な現象になっています。
 
一方、車両の老朽化や安全措置の欠如および運転手の資格なども事故頻発の原因の一つです。
 
ネットユーザーが選んだ“本年度最も面白い言葉”の一つを見て見ましょう。“この年、数万元のスクールバスが60数人の子供を乗せているのに、数十万元する公用車は指導者一人を乗せている”
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
 
 

 

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